個別ID操作

IDの一覧

サービスインスタンスに入ると、登録されたIDの一覧が表示されます。すべてのIDは、デフォルトではユーザーIDの昇順でリスト表示されます。IDの氏名、メール、およびアバターも表示されます。各ページには最大10個のIDが表示され、下部にあるページネーションボタンをクリックして別のページに切り替えることができます。

IDは、ユーザー ID、姓、名、または電子メール アドレスのいずれを条件としてフィルタリングできます。検索機能はキーワードが前方一致で利用できるので、キーワードを最初から入力してください。画面下部の合計数は自動的に更新され、フィルタリング条件に満たすIDの数を表します。

タイプも利用可能フィルターです。複数のタイプを同時に選択して、特定のIDタイプをフィルタリングすることができます。

IDを追加

IDを追加するには、ID一覧の上部にあるIDを追加をクリックしてください。

ID追加ページでは、顔写真をアップロードし、ID情報を入力できます。追加を完了するには、追加をクリックしてください。追加をキャンセルしたい場合は、キャンセルをクリックしてください。

顔写真

登録されたIDに基づく顔認証機能を使用するには、顔写真のアップロードが必要です。写真のアップロードはオプションですが、アップロードされていない場合、各種ソリューションやOpenAPIでの顔認証機能を使用することはできません。

Identity Managerは、顔写真に関連する、アップロード後に画像ファイルを破棄しますと品質チェックをスキップしますの2つのオプションも提供します。

PINコード

PINコードとは、同じインスタンス内の類似した顔を区別するため、数字によって構成されたカスタマイズ可能な文字列です。写真をアップロードする場合に必要です。類似の顔写真が同じPINコードでアップロードされた場合、エラーメッセージが表示され、拒否されます。PINコードを変更するか、IDがすでに登録されているかどうかをご確認ください。

PINコードの詳細は下表をご確認ください。

ファイルの保存（破棄）

アップロード後に画像ファイルを破棄しますを選択すると、顔写真アップロード後に元のファイルが削除されます。顔認証機能は利用できますが、プライバシーの観点から、個人情報としての写真ファイルは保存されません。写真ファイルは保存されないため、一覧と詳細画面に、アイコンのみが表示されます。

品質チェック

Identity Manager低品質の顔写真を除外して、顔認証の精度を高める為、品質チェックのオプションを提供します。しかし、近年で開発された最先端のサーバー側の顔認証モデルのおかげで、登録写真の品質チェックは以前ほど重要ではなくなりました。アップロードの顔写真に対して、サービス側の基準が厳しすぎると思われる場合は、品質チェックをスキップしても構いません。

顔写真の要件、詳細、および品質チェックの詳細項目については、顔写真の節をご参照ください。

ID情報

Identity Managerには、個人に関する詳細情報を保存できます。ユーザーIDはIDの主キーであり、一意に設定する必要があります。emailフィールドはnullにすることができますが、設定する場合は一意である必要があります。他のすべての情報フィールドはすべてオプションですが、入力するとIDを区別しやすくなります。有効開始日と有効終了日のフィールド値は、Identity Managerをベースにした一部のソリューションサービスに適用されます。

以下は、固定フィールドの表です。

※メールの正規表現

/^[a-zA-Z0-9.!#$%&'*+/=?^_`{|}~-]+@[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?(?:\.[a-zA-Z0-9](?:[a-zA-Z0-9-]{0,61}[a-zA-Z0-9])?)*$/

追加情報

テンプレートがサービスインスタンスで設定されている場合、カスタマイズ項目はID追加ページで項目の作成順序で表示されます。

次のようにカスタマイズ項目があるとします。

基本情報に加えて、ページ内に追加情報エリアがあります。このエリアには、すべてのカスタマイズ項目が、それらの型に対応するコントロールとともに表示されます。項目がnull不可に設定されていない限り、すべての入力はオプションです。値が入力された場合、最小値と最大値の検証が適用されます。テンプレート設定の詳細については、テンプレートの章をご参照ください。

IDの詳細を確認

IDが作成されたら、IDの右側にある修正をクリックすると、IDの詳細ページが表示されます。

ID詳細ページでは、Lobby Base APPのQRコードを表示できます。QRコードをクリックして、QRコード画像を取得できます。詳しくは、Lobby Base APPのガイドをご参照ください。ゲスト登録用のQRコード画像をコピーまたはダウンロードしてから利用してください。

IDのユーザーIDを変更

ユーザーIDは通常、IDのリソースインジケーターとして使用されます。ユーザーIDの横にある変更ボタンをクリックすると、個別に更新できます。

新しいユーザーIDを入力し、変更をクリックするとユーザーIDの更新が完了します。新しいユーザーIDも、ユーザー IDの正規表現と一意性のルールに従う必要があります。

IDを更新

ID詳細ページで、情報の更新と、写真の更新ができます。

写真のエリアをクリックすると、写真を変更または削除できます。

登録済みの写真を削除するには、写真を削除をクリックし、同意をクリックすると削除されます。

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写真の削除について

「写真を削除」は、「アップロード後に画像ファイルを破棄します」のオプション選定の場合と、違う動作になるため、ご注意ください。

「写真を削除」の場合、そのIDがすべてのサービスで、顔認証は使用できなくなります。「アップロード後に画像ファイルを破棄します」の場合、そのIDの画像ファイルは破棄されますが、顔認証は引き継ぎ使用できます。

対応するフィールドで顔写真をアップロードし、オプションとPINコードを更新し、更新をクリックしてください。

情報更新をしたい場合は、変更したい値を入力し、更新 をクリックしてください。

IDを個別削除

IDを削除には、ID詳細のページで、IDを削除をクリックしてください。

IDが削除されると、顔認証で使用したり、リカバリしたりすることはできません。

IDを一括削除

ID一覧ページでは、複数のIDを同時に削除できます。

削除するすべてのIDを選定し、ごみ箱アイコンをクリックして、同意をクリックして削除を完了します。